故郷の新米に感謝を託し、平和を願う

日本は古来より「瑞穂の国」と呼ばれ、稲作を中心とした農耕文化を育んできました。

米は私たちの命を支える大切な食べ物であり、天の恵み、大地の恵み、そして農家の皆様のご努力によってもたらされるものです。

天皇陛下におかれましては、毎年春に五穀の豊穣を祈られ、御自ら稲をお蒔きになり、秋には収穫された新穀を神々にお供えして感謝を捧げられるとともに、御自らも召し上がられる新嘗祭が、毎年十一月二十三日に執り行われています。

私たちもまた、日々の食に感謝し、豊かな実りをいただけることが決して当たり前ではないことを、改めて心に刻む必要があります。

現在、世界では各地で戦争や戦闘が続き、多くの人々が故郷を離れ、食料や平穏な暮らしを失っています。
平和な日々の中で、家族と食卓を囲み、故郷の米をいただけることの尊さを、私たちは忘れてはなりません。

靖国神社には、国のため、家族のため、故郷のために尊い命を捧げられた方々の御霊がお祀りされています。

戦地で故郷を遠く離れ、十分な食料もない中で命を失われた方々も数多くおられました。私たちは、御英霊の方々が最後に故郷や家族、そして故郷の味を思われたのではないかと考えます。

そこで私たちは、全国それぞれの故郷で収穫された新米を靖国神社に奉納し、御霊に召し上がっていただく活動を行います。

「故郷の新米に感謝の心を託し、御英霊に届ける」 これが本活動の願いです。

全国四十七都道府県から故郷の新米を奉納することを通じて、農業を支える地域社会への感謝、食への感謝、そして御英霊への感謝を次の世代へ伝えていきます。

そして、新嘗祭を迎えるこの時に、今日の平和な暮らしに感謝するとともに、現在も戦争や戦闘の中にある人々の平安と、世界の恒久平和を心より願います。

一粒の米に、感謝を込めて。
故郷の新米を、靖国の御霊へ。
そして、平和への願いを未来へ。

「靖国神社の御霊にふる里の新米を召し上がって頂く会」

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